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【泉区】リノベーション3 濡れ縁工事
解体作業が終わり、これから新たな間取りにする為に既存間仕切りの柱を抜いたり、梁を入れ替える作業をしています。
結果、通し柱と外回りの数本を残して柱はほぼ入れ替えです。。。ですが、このおかげで 接合部は現行基準金物で補強、緩んでいた
アンカーも交換する事が出来ました。基準となる大きな梁を入れ、受け金物などで既存梁と接合させます。
窓サッシも全て入れ替えの為、造作し、耐震計算した内容で筋交い補強を行います。給水給湯管、排水も全て新しくヘッダー方式に
交換。これだけの工事でインフラ部を交換しないと意味ないですね。上記は全て完成時に隠れてしますところです。より大事に
作業を進めさせていただきます。
そして弊社としての見せ場が(勝手にいってますが、)こちらのサイシンエイ工法SLK125という鋼製フレーム補強です。
今回は1階部の1部屋全て取り除き、駐車スペースとするところに活用します。
下の盤を掘削して補強を地中梁として入れ込みます。上部の梁と接合し下部はコンクリートを
流し固定します。打ち込み完了後しばらく養生してから今度は上の下屋屋根撤去作業を予定しています。外観も様変わりします。
もうしばらく外部の作業が続きます。
変わってこちらはご近所の方からの濡れ縁設置工事です。連休前からご依頼は頂いておりましたのですが、合間を縫ってで構わないという
お言葉に甘えて本日設置させていただきました。。。
だいぶ年季は入りましたが、数十年よく頑張ってくれた濡れ縁。
今回はお父様に少しゆっくりする場所を提供したいという息子さんからこれまでの倍の大きさにというご要望。
桧の35mmの板を30mmに事前に加工し、組み上げました。以前にも濡れ縁のブログを書きましたが、我々としては簡単そうに
見えて奥が深い工事です。DIYで作る方もいらっしゃると思いますし、ホームセンターで数千円で購入する事も可能かと思います。
ただ、せっかく建築屋さんに依頼頂いたので、売って無いものを造るという使命感すら感じます。
ただ、重すぎた。。。土台だけでも分割して作ればよかったなと反省することもなきなしも。。。
今回は桧の上小無地材という材料にもこだわって、当然上からビスが見えないように作成しました。
これから何十年、ぜひご愛顧していただきたいと思います。 この度はありがとうございました。